ICT研究交流フォーラム 令和6年度 活動報告

会員限定『想定外災害発生時に必要な即興的対応能力創発型教育訓練シナリオの検討及び実証実験の実施』(NICT委託研究採択案件)の実証視察会に参加しました(台風の影響により8/30から9/11に延期して実施)。

(令和6年9月11日 徳島大学常三島キャンパス)

 四国情報通信懇談会の会員約10名が参加し、VR技術を用いた避難訓練システムを用いて個々人や個別組織の単独訓練では困難な「即興的対応能力」の獲得を可能とする教育訓練シナリオを体験する様子を視察させていただきました。(香川大学に整備された訓練システムを遠隔再現する実証として、徳島大学にて避難訓練が実施されました。)

 特に、小学校の校長先生等が大地震の際に生徒を連れて避難先導する際に、例えば、当初計画していた避難経路上に電柱が倒れていたらどうするべきか、避難場所の広場に到着した際に雨が降り出したらどうするべきか、といった教育訓練シナリオを用いた避難訓練を体験しました。

ICT技術勉強会を開催しました。(令和6年8月1日(木))

(令和6年8月1日 四国総合通信局会議室+オンライン)

 ROSについてパネルディスカッションなども通じてその魅力を学ぶ勉強会を開催しました。

 地元企業、大学、自治体、通信事業者などから78名(現地参加28名、オンライン参加50名)の参加があり、質問がたくさん出て予定の時間を大幅に超過する盛況ぶりとなりました。

第7回 四国研究交流サロンを開催しました。(令和6年5月10日(金))

(令和6年5月10日 愛媛大学(松山市)+オンライン)

  第一部では総務省関連の研究開発支援施策についてご説明いただき、第二部では、案件形成に役立つ四国管内からの採択事例についてのご紹介をいただきました。第三部では、地域情報化アドバイザーである坂本様を中心にパネルディスカッションを行い、活発な意見交換がなされました。

 現地/オンラインにて44名の皆様にご参加いただき、研究交流サロン開催後には、参加者の皆様での情報交流会も開催しました。

 また、当日、サロンの開始前には、総務省関連の施策への提案をご検討の皆様を対象とした個別相談会を実施し、多くの皆様と意見交換・アドバイザーからのアドバイス等も行いました。