四国総合通信局は平成30年10月30日(火)に徳島市において
「電波の利活用セミナー」を下記のとおり開催します。
四国では、様々な分野において電波を利活用して
社会課題の解決を目指す研究開発や実証実験が盛んに実施されています。
本セミナーでは四国で行われている研究開発・実証実験の事例を紹介します。
記
1 開催日時
平成30年10月30日(火)13時30分から16時30分まで
(13時から受付開始)
2 開催場所
あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)5階 会議室6
(徳島県徳島市藍場町2-14)
3 講演内容
【講演1:防災分野の研究開発事例の紹介】
演題:「Wi-Fiを用いたLDM(※1)エッジサーバ(※2)の
災害時利用に関する実証的研究」
講師:徳島大学 理工学部 教授 木下 和彦 氏
※1 LDM(Local Dynamic Map)とは、道路、建物などの
静的な地物のデータ上に、車両、歩行者、事故情報などの
動的な道路交通情報を重ね合わせたデジタル地図です。
※2 エッジサーバとは、ネットワークが張り巡らされている中で、
相対的に端(エッジ)に設置されたエンドユーザに近いサーバ。
(講演1の要旨)
Wi-Fiを活用することにより災害時でも通信インフラに依存せずに
災害情報の提供が可能となる、平時と災害時の共用システムに関する
研究開発についてご紹介します。
【講演2:医療分野の研究開発事例の紹介】
演題:「ワイヤレス給電式医療機器の製作および臨床応用」
講師:徳島大学 理工学部 准教授 敖 金平(あお じんぴん)氏
徳島大学病院 歯科麻酔科 助教 藤原 茂樹(ふじわら しげき)氏
(講演2の要旨)
ワイヤレスで電力を供給し生体情報が伝送可能となる
小型軽量の医療機器に関する研究開発についてご紹介します。
【講演3:林業と防災分野の実証実験事例の紹介】
演題:「高知県における林業業務効率化のための映像伝送実験と高松市・
西条市における水位確認のためのIoT実証実験」
講師:株式会社STNet 経営企画室 副室長 兼
研究開発部長 吉本 浩二(よしもと こうじ)氏
(講演3の要旨)
高知県等と共同で実施した林業における地籍調査等の境界確定作業を
効率化するための映像伝送実験と、香川県高松市や愛媛県西条市と共同で
実施しているため池や排水機場等の水位確認の実証実験をご紹介します。
なお、講演1と講演2の研究開発事例は、
総務省の戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)(※3)の
電波有効利用促進型研究開発(※4)に採択されています。
※3 戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)とは、
ICT分野において新規性に富む研究開発課題を
大学・独立行政法人・企業・地方自治体の研究機関などから公募し、
外部有識者による選考評価の上、研究を委託する競争的資金です。
※4 電波有効利用促進型研究開発は、電波有効利用を一層促進するため、
新たなニーズに対応した無線技術に関する先進的かつ独創的研究開発を
推進するプログラムです。
4 申込方法
参加を希望される方は、平成30年10月26日(金)までに、次の
いずれかの方法で四国総合通信局(企画調整課)宛お申込みください。
(1)電子メール
次の必要事項を電子メール本文記載し下記アドレスに送信してください。
なお、件名を「電波の利活用セミナー申込み」として送信してください。
ア 氏名 イ 所属・役職 ウ 連絡先(電子メールアドレス・電話番号)
電子メール: shikoku-suishin@soumu.go.jp
(2)FAX
四国総合通信局のホームページに開催案内兼参加申込書(pdf)が
公開されています。
開催案内兼参加申込書
こちらから開催案内兼参加申込書をダウンロードしていただき、
必要事項を記載し、以下のFAX番号あてに送信してください。
FAX:089-936-5008
5 募集定員
60名(参加無料)
6 主催等
主催:四国総合通信局
後援:徳島県、公益財団法人e-とくしま推進財団、四国情報通信懇談会
7 個人情報の取扱い
参加申込みの際にいただいた個人情報は、
本セミナーを実施する目的以外には使用せず、
開催後は速やかに破棄します。
8 問い合わせ先
四国総合通信局 無線通信部 企画調整課
担 当:宮岡上席企画監理官
電 話:089-936-5071
FAX:089-936-5008
電子メール:shikoku-suishin@soumu.go.jp